鳥と暮らす日々

バードライフ備忘録

オカメインコ お迎えから一人餌まで

いろんなHPやブログでもオカメの一人餌は難しいと言われており、私も例に漏れず不安でサイトを巡回しました。
結果としてネットとペットショップのおじさんからの情報を元にうちも無事移行しましたので、我が家の場合をご紹介します。
あくまで「うちの場合」ですので、参考程度によろしくお願いいたします。

使ったもの
東京飯塚農産株式会社 あわ玉
コバヤシ 育て親
プラスチックスプーン
オカメインコはくちばしの形状上、給餌用のスプーンを使うことが望ましいとされていますが、警戒して食べない子もいるので最初はお迎え元で使っていたものを使用しました。

基本のあげ方
前日の夜にあわ玉をお好きなカップに入れ、熱湯をひたひたになるくらい注いで粗熱をとった後冷蔵庫で保管します。
これを給餌の度に再び熱湯で消毒し、1週間経ったら新しいものに取り替えます。(ペットショップ談)
1回の量は体重の1割ほど。初飛行前までは給餌前後に体重を測定し、記録しました。

また、この時鳥の全身を手で覆うように固定しそのうを触りながら進めます。
4本の指を背中に沿え、親指の腹をそのうに沿えます。
成鳥になってからも自由に身体を触れるように人の手に慣れてもらうため。

※広く使用されているフォーミュラ(パウダーフード)を使わないのは、そのうで固まりやすく食滞になるのを防ぐためだそうです。
また、その都度新しく作ることが推奨されている餌も、柔らかさが足りず消化不良になるので繰り返し使うとのこと。
先代がフォーミュラ+あわ玉で都度、餌を新しくしてもそのう炎になり、細身の子だったため今回はショップの意見を採用させていただきました。

・お迎え直後~初飛行まで
1日3回の給餌。7:00、13:00、18:30で19:00には寝かせていました。
ストレスを与えないようにすること、また食事以外のことに興味を持たせないためです。

・初飛行~拾い食いまで
1日3回の給餌。(時間は同じ)
最後の給餌を終えた後に少しだけ遊ばせてあげます。この時にティッシュの上にあわ玉やペレットを撒き慣らします。
遊んだ後の餌は飼育ケースの中に撒いていつでもつつけるようにしておきます。

・拾い食い確認後
朝のケージ清掃時に撒いた餌が減っているようなら、給餌時の鳥の様子を見ながら回数を減らします。
自分から餌の容器に近づいて食べるようなら昼を抜きます。
(うちの場合は拾い食い確認後に育て親からスプーンに変更し、あげている最中スプーンを床に置いて自分は離れる…という形で徐々に一人でふやかし餌を食べました)

・濡れ餌を自分で食べるようになったら~一人餌完了
便の状態を見ながら朝の給餌もやめます。
白っぽい便⇒未消化ぎみ。まだ消化機能が発達しきっていない。撒き餌はあわ玉。
緑っぽい便⇒絶食便。ご飯を食べていません。まだ十分に一人で食べられていないので、給餌を止めていた分回数を元に戻します。
くすみ深緑便⇒消化機能が発達しています。乾いた餌中心の生活に移行できます。
※鮮やかな緑便は病気の可能性がありますので病院に行くことをオススメいたします。

どうしても一人餌以降中は一人で食べる力が未発達なため体重が減るので、不安になりますがあまり気にしないほうがいいとのこと(ブリーダーさん談)。
くすみ深緑便になり、皮つき餌を食べるようになってからもしばらくは夜だけ濡れ餌をあげていましたが、便の量が増えてからやめました。

夜の給餌後にいろんなものをティッシュに乗せて一緒に遊んであげることで、食べ物に慣らすことができます。
ここで小松菜、人参、粟穂をあげていました。

体力を消耗する換羽までの期間、より栄養補給をしてもらえるように今後も新しい野菜や果物をあげる予定です。
食べなかったから与えるのを止めるのではなく、食べ物だと認識し味に慣れてもらうためにも1週間以上は与え続ける方がよいそうです。(ブリーダーさん談)
病院や鳥のお世話用品専門店のサイトをみて食べられるものを確認しつつ、毎日フレッシュなものを与えています!

みなさまの小鳥さんも健やかに育ちますように・・・