鳥と暮らす日々

バードライフ備忘録

セキセイインコは一人遊びが得意?

性格によると言ってしまえばそれまでかもしれませんが、やはり傾向として鳥種による違いはあると思う今日この頃です。
オカメインコは甘えん坊、文鳥は嫉妬深い、等々…

身体が丈夫で鳴き声も(比較的)大きくなく、社交性が高いと言われているセキセイインコ
一人で遊ぶのが得意と聞いていたし、特にべたべた寄ってこないので、放鳥中はあまり構わずにお気に入りの場所で過ごさせていました。

去年の12月18日にお迎えしたユヴェル君、羽毛が生えそろいケージデビューした男の子です。

ここ数日、そろそろお返事や呼んだら飛んでくる練習をしようかな?と、じっと目を見て話しかけたり、高い所にいても迎えに行ったり、手からおやつを与えたり放鳥中密着していたら、なんと今まで外に出たら真っ先に物干し竿に向かっていたのが頭や肩に止まるようになりました!
指をかじかじして撫でる催促をしたり、満足したら指の上で眠ったり。1回30分遊ぶのですが、20分はそうしています。のこり10分は飽きてくるのか部屋を飛び回っていろいろ止まりますが、最後は帰ってきます。

一人遊びはできるけれど、やっぱり他の人や鳥と遊ぶ方が本鳥にとっても楽しいんだろうな~と思いました。
お留守番得意でも、なるべく退屈な思いをさせないようにマンツーマン(バード?)で接してあげることが大事ですね。
昔飼っていたセキセイは成鳥荒鳥で、ほとんど手乗りの魅力について無知だったので新しい発見でした。

換羽中や成鳥になってからも、多少性格は変わっていくと思われます。
でも、幼鳥期にたくさん遊んで信頼関係をきづいておけば、フーッと怒るときあれどなんだかんだ上手くやって行けそうです。

最近の悩み、放鳥とフン回収

前回の更新から冬もますます深まって、暖房を消すと15度くらいまで室温が下がります。

と、いうことでカバーなどかけていない日中はエアコンをつけっぱなしで、我が家の鳥たちは放鳥中も暖かく過ごしています。

 

在宅なので最低でも朝晩の2回はみんな1時間ずつ出せるように頑張っていますが、用事があるとなかなか時間が取れず。

うち1回は同時放鳥で、身体動かすくらいで勘弁してもらっています…。1羽ならまだしも、3羽いると追いきれない!

お気に入りの場所の下にトレーやティッシュを敷いてうんぴが落下するようにしておりますが、限界があり。気づいたらカチカチにかたまったのを見つけて、ガーン…。

 

お水、もしくは鳥が離れているならお掃除スプレーを噴霧して数分、ふやけたものを取ります。服や文具など、むやみにこすれないものにはハンカチをかけてガードします。

 

つるつるのビニールシートなど、お掃除は楽ですがツルツル滑って鳥の脚にはよくないだろうな!と、毛足の短い布で覆うのが個人的なこだわりです。ふろしきは面積が大きくて、とてもよいです(^-^)

フン切り網とQOL

すっかり冬の気候になりましたね。
我が家の暖房ON基準20℃もそろそろかな?というところです。
朝はエアコン、日中は窓を開けても日差しのおかげでまだ下回っていませんが…夜間万が一に備えてサーモスはONしております。

空調については鳥さんのお世話で1、2を争う重要事項かと思いますが、今回はフン切り網が生活に及ぼす影響について考えてみました。
うちでは今回お迎えした2羽の代からフン切り網をやめたのですが、ここでとてもケージ内が清潔に保たれていること、また結果として鳥さんの身体にも良い事がいくつかありました。
現在移行完了しているかぶちゃん(オカメ)に関して、先代ポーちゃん(オカメ)と比較しこんなことがありました。


よかったこと
・ケージ内が清潔、フン切り網を洗う必要がない
⇒「切り」といっても案外網の上にフンが堆積していきます。毎日洗っているわけではないので、カチカチになったものをかき落とすのも一苦労でした。
鳥の糞は固まって粉になり舞ったりするので、人間の呼吸器にもよくないと言われていますね。
今は全部敷き紙(キッチンペーパー)の上に落ちるだけなので、ささっとお掃除できて大変お手軽です。

・網に足をかける心配がない
⇒これがネットで懸念されていたために、今回網の使用をやめたのが主なきっかけでした。
過去に事故が起きたことはなかったのですが、よその子がトラブルに遭っている分念のためということで…。

・食品ロス(?)が減った
⇒これがもっとも効果を実感しています。
お野菜やシードを床に落とした時、網がついているともう拾うことができないので食材も栄養も無駄になってしまいます。
鳥さんの性格によるのかもしれませんがかぶちゃんは落としたら拾って食べに行ってくれるので、ケージ内の食べ残しが減りました。
結果的にお掃除のときもほぼフンしか落ちていないので大変に楽です。

ちょっと不安なこと
食糞の癖がついている鳥さん
⇒多少なら問題ないけれど、過度な食糞はよくないようです。
こればかりは栄養不足やストレスに起因するものもありますが、癖になっている子は網を設置したほうが強制的にフンから遠ざけられるので有効かなと考えています。
かぶちゃんはたま~に1個2個食べちゃってる時があります(敷き紙にシミがあるのにフンがない)が、雛の頃から徐々に量が減っているので、フン以上においしいものを用意して引き続き気をそらしています。


比較した結果、圧倒的に私の中ではフン切り網なしの方がよかったな、と感じています。
みなさまの鳥さんはいかがでしょうか?
私も鳥たちと美味しいお野菜、果物をたくさん食べて越冬に励みたいと思います。笑

HOEIのバードケージについて思う事

以前オカメインコを飼っていた時もHOEIのケージを使っていたんですけども、両親が買ってきたので価格を知りませんでした。

高いよね。

でもベーシックだし、快適だし、対応した備品も他ブランドから多く出ているし、シンプルイズザベストを疾走している感じが好きです。
安全性への配慮なのか、以前つかっていたもの(約20年前購入)といくつか変更点がありました。

・掃除用引き出しへのくぐりぬけ防止網
敷材を取り替える時にケージ下部のトレーが引き出せるのですが、トレーを引き出した後の隙間に鳥が入り込み飛び出すのを防いでくれるカバーがつきました。
うちはベランダがないので室内でお掃除しちゃうので脱走の心配ないし、オカメは多分くぐれないけど、小型の鳥さんを同じケージで多頭飼い…なんて方には嬉しい機能です。

・餌と水入れが透明になり、ステップの隙間がなくなった
以前の餌、水入れは不透明白だったんです。ので、鳥さんも一口おきに「みんなはご飯食べてるかな?」と止まり木に戻って確認していました。
今は透明なので食べながらこちらが確認できていいですね。あと、餌を入れるところと立つところの間に隙間があったのですが、なくなっており足を挟む心配もないです。

・扉にこじ開け防止フックがついた
私も開けるのに時々戸惑っております(笑
外側からでないと開けられないようフックがついたんですね。これでナスカンとかで止めなくても鳥さんがこじ開ける心配がありません。
※過信は禁物ですが…

もしかしたら他にも変更点あるかもしれませんが、今のところ私が使っていていいな~と思ったのが以上です。
何年も使うものだし、それで鳥さんの安全が確保されるなら正直10万でも20万でも高くないなっと感じています。

オカメインコ お迎えから一人餌まで

いろんなHPやブログでもオカメの一人餌は難しいと言われており、私も例に漏れず不安でサイトを巡回しました。
結果としてネットとペットショップのおじさんからの情報を元にうちも無事移行しましたので、我が家の場合をご紹介します。
あくまで「うちの場合」ですので、参考程度によろしくお願いいたします。

使ったもの
東京飯塚農産株式会社 あわ玉
コバヤシ 育て親
プラスチックスプーン
オカメインコはくちばしの形状上、給餌用のスプーンを使うことが望ましいとされていますが、警戒して食べない子もいるので最初はお迎え元で使っていたものを使用しました。

基本のあげ方
前日の夜にあわ玉をお好きなカップに入れ、熱湯をひたひたになるくらい注いで粗熱をとった後冷蔵庫で保管します。
これを給餌の度に再び熱湯で消毒し、1週間経ったら新しいものに取り替えます。(ペットショップ談)
1回の量は体重の1割ほど。初飛行前までは給餌前後に体重を測定し、記録しました。

また、この時鳥の全身を手で覆うように固定しそのうを触りながら進めます。
4本の指を背中に沿え、親指の腹をそのうに沿えます。
成鳥になってからも自由に身体を触れるように人の手に慣れてもらうため。

※広く使用されているフォーミュラ(パウダーフード)を使わないのは、そのうで固まりやすく食滞になるのを防ぐためだそうです。
また、その都度新しく作ることが推奨されている餌も、柔らかさが足りず消化不良になるので繰り返し使うとのこと。
先代がフォーミュラ+あわ玉で都度、餌を新しくしてもそのう炎になり、細身の子だったため今回はショップの意見を採用させていただきました。

・お迎え直後~初飛行まで
1日3回の給餌。7:00、13:00、18:30で19:00には寝かせていました。
ストレスを与えないようにすること、また食事以外のことに興味を持たせないためです。

・初飛行~拾い食いまで
1日3回の給餌。(時間は同じ)
最後の給餌を終えた後に少しだけ遊ばせてあげます。この時にティッシュの上にあわ玉やペレットを撒き慣らします。
遊んだ後の餌は飼育ケースの中に撒いていつでもつつけるようにしておきます。

・拾い食い確認後
朝のケージ清掃時に撒いた餌が減っているようなら、給餌時の鳥の様子を見ながら回数を減らします。
自分から餌の容器に近づいて食べるようなら昼を抜きます。
(うちの場合は拾い食い確認後に育て親からスプーンに変更し、あげている最中スプーンを床に置いて自分は離れる…という形で徐々に一人でふやかし餌を食べました)

・濡れ餌を自分で食べるようになったら~一人餌完了
便の状態を見ながら朝の給餌もやめます。
白っぽい便⇒未消化ぎみ。まだ消化機能が発達しきっていない。撒き餌はあわ玉。
緑っぽい便⇒絶食便。ご飯を食べていません。まだ十分に一人で食べられていないので、給餌を止めていた分回数を元に戻します。
くすみ深緑便⇒消化機能が発達しています。乾いた餌中心の生活に移行できます。
※鮮やかな緑便は病気の可能性がありますので病院に行くことをオススメいたします。

どうしても一人餌以降中は一人で食べる力が未発達なため体重が減るので、不安になりますがあまり気にしないほうがいいとのこと(ブリーダーさん談)。
くすみ深緑便になり、皮つき餌を食べるようになってからもしばらくは夜だけ濡れ餌をあげていましたが、便の量が増えてからやめました。

夜の給餌後にいろんなものをティッシュに乗せて一緒に遊んであげることで、食べ物に慣らすことができます。
ここで小松菜、人参、粟穂をあげていました。

体力を消耗する換羽までの期間、より栄養補給をしてもらえるように今後も新しい野菜や果物をあげる予定です。
食べなかったから与えるのを止めるのではなく、食べ物だと認識し味に慣れてもらうためにも1週間以上は与え続ける方がよいそうです。(ブリーダーさん談)
病院や鳥のお世話用品専門店のサイトをみて食べられるものを確認しつつ、毎日フレッシュなものを与えています!

みなさまの小鳥さんも健やかに育ちますように・・・

ブログ開設しました!

初めまして、969(くろっく)と申します。
この度、5年のブランクを経てバードライフを再開するにあたり、お世話の在り方を見直してみよう!ということで当ブログの開設に至りました。

鳥さんのお世話に関しては食べ物から住環境まで様々な意見があり、戸惑う事が多々あります。
「みんなのブログにはこう書いてあるけど、ショップのおじさんは違う事を言っている…」等。
結局は個体の性格や体質にもよるかと思いますが、うちの子たちの場合はどうなのか?
2羽の日常を通してご紹介いたします。ご参考になりましたら幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします!